エーコー
1968年(昭和43年)3月に、エーコー社の前身であるアサヒ金庫(有)が発足、1973年に、アサヒ金庫有限会社解散と同時にエーコー工業株式会社が発足しました。1983年(昭和58年)に、山田金庫株式会社と合併し、社名が株式会社エーコーヤマダに改称しました。その後、2003年(平成15年)に社名が(株)エーコーに変更されました。大型店舗化やチェーン店の一元管理など、時間帯によって金庫を利用する責任者が異なり、誰でも簡単に解錠操作ができ、かつ個人が判別できる「錠前」が求められています。エーコー社では、この声をいち早く実現化し、先端の認証技術を金庫錠前に応用、多人数の登録が可能で低コストに抑えた先進のデジタルロックシステムの開発を自社で実施しています。エーコー社では、暗証番号・指紋認証・ICチップ・カードなどで個人を認識し、誰がいつ(年月日時分)解錠したのかをロックシステムに記憶させ、そのデータをパソコンに転送、独自の解錠履歴ソフトウェアにて閲覧・保存・印刷が可能なパッケージののシステムを開発しました。万一の情報漏えいや収納物の紛失を防ぐだけでなく、特に多人数で金庫を利用するケースなど、利用履歴を明確化することができます。エーコー社では、一定温度に到達すると耐火材の一部物質が液状化し、上昇温度を吸収する特殊耐火材を生み出しました。記憶メディアは、約60℃で保存データが破壊されてしまう恐れがあります。その敏感な保管環境に合わせたデータセーフの二重耐火壁構造に特殊耐火材を導入しています。※データセーフ耐火性能:1時間耐火庫内温度:52℃以下庫内湿度:80%※通常の耐火金庫は庫内温度177℃以下